FONで無線メッシュネットワークを作る (1)

とりあえず、動いていますと、以下報告。
iperfでTCPUDP測定してみたところ、たいだい5hopで5Mbpsぐらい。
もともと1hopで8~9Mbpsが限界のデバイスだったりするので、まあ十分な性能です。Athrerosチップは思ってた以上に優秀です。

  • 実装方法
    • FON(2201E)に対して、DD-WRTv24をぶち込むだけです。
    • 必要なソフトウェアはDD-WRT内にインストール済み。必要に応じてipkgで拾うことも可能。
    • あとはネットワーク設定、無線デバイス設定を正しく設定できれば動く代物です。
    • 公式Wikiの情報が豊富です。情報収集源その1です。
    • シェルスクリプト書くのが流行っぽい。
    • 無線ルータ上にスクリプト置いてしまう発想は独創的で面白いと思う。
    • 研究ネタに頂きました:-)
  • ファームウェア
    • オープンソース。万歳。
    • 将来的に使えるだろう!という願いなのか、一体だれが使うの?という程詰め込みまくり。
    • Buffalo社もけっこう書いてる模様。.NET ASPわかんね。
    • ソースコードのみで約2MBもある。
    • OSPFも使えるかもしれない。(要調査)
    • NVRAMコマンドにより、各種設定可能。
      • これが思いのほかややこしいのである。

# nvram show

で表示させると、約1100項目存在していることを確認。1100項目すべて設定する必要はないのだが、必要に応じてパラメータは入力しなければならない。入力がとても面倒。人的ミスも頻発。量が尋常じゃないので、設定コストの増大は必然的である。その面倒臭さは、自身が一つ一つ設定する経験をして、煩わしさを理解できると思われる。これを華やかなインタフェース使って実現できるのも良いのだけど、なんだかもったいない気がする。。