FONで無線メッシュネットワークを作る (2)

第二弾です。無線メッシュネットワーク、無線マルチホップメッシュネットワークなどと研究会では扱われるようになってきました。無線マルチホップ通信も進化を遂げて、インターネットに繋がる出口があるのが特徴で検討されており、ユーザにとって実用性の高いものに近づいてきています。

ここで実験結果をご紹介。以下のデータを見ていただくと分かりますが、マルチホップ通信って実用性の高いかもしれません。イベント会場などのネットワーク環境を即席で無線構築!! なんてことができて良いかもしれませんね。ワクワクしてきますね。

動作モード: Wireless ethernet bridgeモード(Client Bridge)
測定はiperfにて、La Fonera+、802.11gTCP、2m間隔、90秒間で行いました。

2ホップ: 約12Mbps、3ホップ: 約9Mbps、4ホップ: 約7Mbps、5ホップ: 約5Mbps...

前回の結果から、スループットが2倍以上向上してます!すごい。無線アクセス制御ってなんだったんだろう...と思わせてくれるぐらいの進歩。これって、もっと良いチップセット使った場合、更に速度でちゃうんじゃないでしょうか。(ああああ、最新の無線ルータ欲しい!!!!)

BUFFALO おまかせ節電 11n/g/b対応 無線LANルーター Air Station 単体 WHR-G301N

BUFFALO おまかせ節電 11n/g/b対応 無線LANルーター Air Station 単体 WHR-G301N

Wikiには市販品との対応表もあります。スクリプトも書けます。サンプルもいっぱい。
翻訳してくれる方がなかなかいないようで、ちょっと残念。(え、俺がやれって?)
研究ネタに困っている方はぜひぜひやっちゃってみてください。個人的なご連絡もお待ちしてます。
バッファローのルータが続々と対応してきているのが最近の動向でしょうか。
Repeaterモードがとっても便利そうです。NATとDHCP対応!! 便利になってきてます。ルータ欲しい...